願いを叶えるということは、自分と向き合うこと7

第7回:能力が導く、心の視点 

 エネルギーワークの講習会や、スピリチュアルな活動を通して、たくさんの方々と出会いました。


 皆さん、家庭や仕事、日常をこなしながら、それぞれのペースで自分を磨いていらっしゃる。


 中には、サイキックな感覚がとても高い方もいて、私は時々こう思っていました。

「私の感じていることは、もしかして幻想なんじゃないか?」


 そんな気持ちから、もっと能力が高くなりたいと願うこともありました。 

 でも 「何のために?」 


 その問いに、当時は答えが出せなかったけれど、今振り返ると、 私の内面は少しずつ、そして確実に変わっていったのだと思います。


 子どもたちの話に、以前よりもずっと丁寧に耳を傾けるようになっていたこと。 

相手の言葉の裏にある気持ち、表情の奥にある真実を感じ取れるようになっていたこと。 


 エネルギーヒーリングを学び、使えるようになっていくほどに、 私は「目に見えないもの」の中にある真実や美しさに、意識を向けられるようになりました。


 それは、自分のためだけではなく

「私に関わるすべての人が、穏やかに調和して生きられるように」 という願いへと、

静かに形を変えていったのです。 


 能力とは、特別なものではなくて、 それをどう使うか。

その「使い方の意図」にこそ、本当の意味があるのだと気づいた瞬間でもありました。 


 「軌跡」が「奇跡」に変わるのを見てみたい。 それが、私の新しい願いになっていったのです。


続きます。

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