願いを叶えるために自分を知る7
第7回:壊れることでしか願いにたどり着けなかった私
母への恨みが深まるほどに、私の心と身体は静かに壊れていきました。
けれど、その時はまだ気づいていなかったのです。
「恨む」というエネルギーは、自分自身の居場所を蝕む行為であることを。
今でははっきりとわかります。
自分のフィールドに「否定」のエネルギーを流し続ければ、 そのフィールドは壊れていって当然なのです。
量子力学で言えば、 「今、目の前にある現実(=観測された世界)を“違う”と否定し続けること」は、 自分の存在そのものにバグやひずみを起こす行為です。
私の場合、そのひずみは「身体」に出ました。
お腹を壊し、どんどん痩せていったのです。
今振り返れば、それは明らかに私の依存が限界に達したサインでした。
けれど、それでも私は気づかなかった。
もっと言えば、 「ここまでしないと、自分の願いにたどり着けなかった」のかもしれません。
私の魂は、自らに負荷をかけ、痛みの中でようやく、 “本当の願い”に触れようとしていたのだと思います。
そんな時、私はリーブスインスティチュートのスピリチュアルヒーリングに出会いました。
そこから、精神世界の学びが始まりました。 現実を変えたい、と思ったのです。
でもそれは、現実逃避ではなく、 「本当の自分を生きてみたい」という、魂の願いでした。
続きます。
0コメント