レムリア式・あなたの魂のエッセンスを目覚めさせる願いの旅6
あなたの中の星を目覚めさせるお話
{第六話} 人間が願うこと
それでは、私たちが「人間として」地上にいるということに、どんな意味があるのでしょうか。
それは、
願いという光を“物質の世界に通す”ための存在として、この地球に生まれてきた、
ということです。
一つの願いを思い出すことで、 私たちは希望を見出し、命の灯を再び ともし始めます。
そしてその灯火は、私たち自身の人生だけでなく、周囲に波紋のように広がっていきます。
植物が光に向かって葉を広げるように、 私たちが願いに向かって動き出すと、周囲の人や空間も呼応し、息を吹き返したように生き生きしてきます。
これはまるで、「共鳴」という現象に似ています。
ひとつの波が立てば、それに呼応するように、 空間や他の存在たちも“揺らぎ”を起こし始める。
量子の世界では、ひとつの粒子の変化が、離れた場所にある別の粒子にも影響を与える「量子もつれ(エンタングルメント)」という現象が確認されています。
それはまさに、私たちが願いを思い出し、動き始めることで、 見えないところでさえ、すべてが共鳴し、変わっていく可能性を示しているのです。
ここで「エンタングルメント」という言葉が出てきました。
これは量子力学の概念で、
「たとえ空間的に離れていても、二つの粒子がまるで繋がっているかのように影響し合う」
という現象を指します。
一方、スピリチュアルな世界では「ワンネス」という言葉が使われます。
私たちはすべてが繋がった存在であり、ひとつの大きな命の表現である、という考えです。
量子の世界でも、魂の世界でも、分離は幻想であると語られているのです。
私たちは「個」でありながら、「全体」とも繋がっています。
一人の願いが、なぜこの世界を変えるほどの力を持つのか。
それは、その願いが「繋がっているすべて」を満たす可能性すら秘めているからです。
あなたの本当の願いは、 あなただけのためではなく、 見えない誰かや、まだ出会っていない未来の誰か、 この地球の命すらも、豊かに潤すものかもしれないのです。
だからこそ、あなたの願いには、宇宙が耳を傾けています。
あなたという存在はこの地球上に無くてはならないのです。
今、あなたが地球に存在するからこそ、意味があるのです。
続きます。
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