自分を知るツール
若い頃の私は、占いが好きでありながら、どこかで軽く見ていました。
「占いは統計学」とよく言われますが、何をどう積み重ねたものなのか深く考えたこともありませんでした。
数ある占術の中でも、もっとも身近なのは星占いでしょう。
屋号に“ほし”とつけ、星や宇宙に惹かれてきたはずなのに、私は実は占星術をきちんと見ようとしていなかったのです。
少し学び始めて感じたのは、
占星術は「当たる・当たらない」を楽しむものではなく、
生まれ持った資質の取り扱い説明書のようなものなのではないか、ということでした。
楽しんでもいいんですけれどね。
人にはそれぞれ、自然と使いやすい力と、扱いにくい力、などの傾向があります。
そのため、無意識の癖や、陥りやすいパターンもあります。
占星術でいう星の配置は、それらを象徴的に示していると捉えることができます。
それは運命の固定ではなく、 「どう使うか?」という問いを与えてくれる視点です。
私自身のホロスコープを読み解いていく中で気づいたのは、
自分には強いエネルギーがある一方で、それをむやみに使わない環境を選んで生きてきた、
ということでした。
エネルギーは力です。
水は命を支えますが、制御を失えば洪水になります。
強さは美点であると同時に、扱い方を学ぶ必要があるものでもあります。
また、苦手とされる配置を見たとき、私は意外な発見をしました。
それは、母との関係の中で、その分野が鍛えられていたということです。
当時は悲しみや怒りとして受け止めていた出来事が、 今振り返ると、自分の未熟な部分を育てるための経験でもありました。
占星術は未来を決めつけるものではなく、 過去の意味を再解釈するための道具にもなり得る。
「当たらない」と感じる部分があるとしたら、 それはすでに乗り越えてきた証かもしれません。
星は、私たちの代わりに人生を動かすものではありません。
けれども、古代の人々が星を頼りに暦をつくり、航路を決めたように、 今の私たちにとっても、ひとつの“視点”や“道標”にはなり得るのだと思います。
占星術は科学ではありません。
しかし、だからといって無意味でもありません。 それは、人生を客観視するための象徴体系。
自分を理解するための言語のひとつ。
そして私は、その「視点」を日常に落とし込む道具として、天然石を扱っています。
天然石は運命を変えるものではありません。 けれど、身につけることで自分の内側に意識を向けやすくなる。 自分の癖や傾向に気づきやすくなる。
石は答えを与えるのではなく、 自分と向き合うための静かな時間をつくる存在です。
星が空の道標であるなら、 石は手のひらの中の道標。
自分の人生を幸せにするために。 そのきっかけとして、お使いいただけたら嬉しく思います。
※ただ今、石のページを改装中です。 お申込み開始まで今しばらくお待ちください。 ありがとうございます。
#占星術 #天然石 #自己理解
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