人生のパターンを知ること。
第1回:家族との距離感を適切に図り、自分を大切にするということ
「なぜか同じようなパターンを繰り返してしまう」
「自分の本音がわからない」
「願いがあるのに、なぜか前に進めない」
そんな風に感じたことはないでしょうか?
実はそれ、自分の“家族との距離感”にヒントがあるかもしれません。
人間関係の土台は、生まれた時の環境、特に赤ちゃんの頃の家族との関わりの中で育まれます。
言い換えれば、「人との付き合い方のクセ」は、無意識のうちに幼少期に身につけてしまっているのです。
そして、多くの場合、その中心にあるのは「母親との関係」です。
母親との関係性の中で、自分の感情をどう扱えばいいのか、 望みをどう表現すればいいのか、
「愛されるために我慢する」
というプログラムが刷り込まれていないか、
一度立ち止まって見直してみることが、 願いを叶えるための最初の一歩になります。
「子どもは親を選べない」「親ガチャ」などという言葉を耳にすることもありますが、
私はむしろ、“自分の願いがもっとも叶いやすい環境を選んで生まれてきている”と感じています。
もちろん、そう思えないような経験をされてきた方もいるかもしれません。
ですが、視点を変えることで見えてくることがあるのです。
私ごとになりますが、私は今世、地上に生まれてくることに一度躊躇し、 母に一度流産という体験をさせてしまいました。
その時の記憶を思い出したのは、今からおよそ五年ほど前のことです。
本来、男性として生まれる予定だった私は、 過去世において男性として生きた中での深いトラウマが残っており、 それが怖くて、覚悟を決めきれませんでした。
結果として、再チャレンジでは女性としての肉体を選び、今に至っています。
(※この「バーストラウマ」についての詳細は、また別の機会に綴りたいと思います)
このような体験を振り返ってみると、 「願い直し」はちゃんと効くし、魂としてはその時点での最善の選択をしているのだと、今では実感しています。
もちろん、母には大きな負担をかけてしまいましたが……。
多くの方はそのような記憶を思い出すことはないでしょう。
でも、私はそれを思い出すことでしか、全てを受容できなかったのだと思います。
続きます。
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