本当はなんでもある

暑いですが、風は秋の匂いがするようになりました。
夏も終わりが近いのかもしれません。

先日の神社でのコンサートで気付いたことがあります。

雅楽の、
篳篥(ひちりき)は地上の人々の声
笙(しょう)は天から差し込む光
龍笛(りゅうてき)は天と地を縦横無尽に駆け巡る龍

を表し、その3つの音で宇宙を表現しているとされていることは前回も話しました。

篳篥はしっかりとした音で、どのような西洋楽器と合わせても負けてない。
しかし、笙は、ステキなパイプオルガンのような音色なのですが、音が負けてしまうように感じました。

しかし、奏でているのは目で見ればわかります。

天の光を表している笙。

絶え間なく降り注いでる天の光を、私たちは気付かないだけかもしれないと。

逆に、演奏に引き込まれて聴いていましたが、ふと、目を閉じてみたんです。

すると、今まで気にしていなかった、蝉の声や他の虫の音の大合唱なこと!

舞台の上の演奏に集中し、目で見ていると、人間ってよく出来ていて、その音しか拾わないんですね。

本当は自分の身の回りは、自分が思っているより、たくさんの物事に囲まれているのかもしれない、と感じた瞬間でした。

無い、と思ってるだけで、本当はなんでもあるのかもしれない。

自分の無意識のうちに意識してるものだけで生きているって、無意識の枠の中で生きている。

そのたくさんある枠に気付いて、超えて、必要な物をチョイスする。

本当は、きっと、側に、なんでもあるんです。
ソウルメイトだって、癒しだってなんだって。だって宇宙だもん。

その枠を取り払い自分を整えていくことは、自分を変えようという意識だったり、ヒーリングでも出来てるのかな、とも思いました。

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TOMOKO ANDO

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