地底世界の空

イベントご感想もありがとうございます。
1回目のフォローワークまで無事に終了致しました。ご参加くださる皆様のおかげで、ライトワークが進んでおります。

フォローワークが終わった時点で、見た夢をシェアさせていただきます。



私は何かのパーティーのような集まりがあり、あるビルにいました。
私とは真逆のタイプの華やかな女性が話しかけてきました。
どうやら、彼女と私は古い友達のようでした。

彼女が言うには、パーティー用の華やかな衣服を予約したそうなのですが、その予約の枠を私に使うように言ってくれたのです。
予約してあるのは、普段なら私が着ないようなステキなワンピースでした。
彼女が言うには、衣服は好きなものを借りることが出来るそうでした。

今回はあなたが使うべきよ、とその美しい彼女はその予約の権利を私に与えてくれ、どこかへ行ってしまったのです。

そのほかにも女性がいて、そのパーティーについて、私は何かを話し、打ち合わせをしました。
その女性は先ほどの彼女とは違い、地味なタイプでしたが、その衣服を借りることの出来る所まで案内してくれたのです。

同じビルの中にあるエレベーターまで行き、そこは
地下20階か30階にあるはず、とボタンを押してくれました。
地下20階は違いました。
再び扉は閉まり、地下30階へ。

地下30階に着いて扉が開くと、そこはまるで地上のようでした。
どこまでも開けた乾いた砂地に青い空。
地下なのに空?
振り返ると、エレベーターの扉は断崖絶壁の切り立った岩場に出来ていて、その隣の一見ただの岩に見える所が衣服を貸し出す場所の扉だと地味な彼女が教えてくれました。

私はその部屋に入る前に、もう一度振り返って辺りを見ると、見たことのないような大きな生き物の上に人がまたがっていて、行列をなしていたり、そのほかにも、拓けた砂地の上にはたくさんの人がいたのです。
私はそれを見て、とても美しいと思いました。

見たことのない生き物はゾウぐらいの大きさで、顔はカバと牛を混ぜたような顔の作りをしていました。
その行列はいつからであったのか、後ろも見えないぐらい果てしなく遠くまで列を成していました。

案内してくれた地味な彼女に促され、私はハッとして、再び岩の方へ振り返り、権利を譲ってくれた華やかな彼女から受け取った鍵を岩場にある鍵穴に差し込みました。

その扉の鍵の開け方は普通の鍵とは違ってコツがいるものでした。
岩場で向こうが見えないにも関わらず、鍵を差し込んだ途端に中に居る男性が鍵を開けるのを今か今かとこちらを見ている様子が私に伝わってきました。

まるでアヒルの口を開くように鍵を使うと、
岩の扉が真ん中から上下に開きました。
上下に開いたというか、丸く穴が開いたのかもしれません。
待ち構えていたシルクハットのようなものを被った男性が笑顔で迎えてくれました。

部屋の中は、青緑のようなシルバーのような無機質で透けるような壁でできていて、角がない空間で、地上にはないような、宇宙船を思うような作りをしていました。

その部屋に入った途端に、私の中にイメージが浮かびました。
その部屋の壁のような青緑シルバーのような艶やかな素材で出来たウェットスーツのような身体にフィットしており、風に靡くマントを身に付けている自分。髪の毛はロング。
まるで一見戦士のよう。

シルクハットの男性はにこやかに、了解とばかりに私に視線を返した途端、

私は目が覚めたのです。
3次元の私は、ベッドで寝ていました。
夢だったのか……と振り返ると、あの地下に広がっていた異世界の美しさを鮮明に思い出すことができました。
地底なのに、空があった。
よく思い出すと、人と思っていたものは、3次元での人のカタチではなかった、とも。

なんとも不思議な空間を体験しました。

イメージに浮かんだ戦士の姿は、人としてのそれで、何故か懐かしいような装いであったなとも思います。


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