関係性が世界に命を吹き込む 龍脈を育てていく


 私は、石と話すのが好きです。石が話しているように感じることがあったことから、石にも意識があると思いました。 

 もちろん、それが「石そのものが話している」と言い切ることはできません。

それは、私自身の状態によって、つど解釈が異なると思うからです。

 でも、大切なのは、石に意識や命があるかどうかではなく、私たちが対するものと、どのような関係を結んでいるかなのではないか?と感じるのです。


 以前、ねぶた師のドキュメンタリーを見て、涙があふれたことがありました。 最初は紙や木材、針金だったものが、何ヶ月も向き合い、魂を込めて作られていく。 

 完成したねぶたは、まるで本当に生きているようでした。 

 仏像を見る時もそれを感じます。それを作った人の熱意や心。

 一本の木から彫られた像に、人は何百年、何千年と手を合わせてきたものも重なってくる。

 人が祈り、愛し、関係を結び続けてきた時間は、さらに多くの関係性をつなぎ、その「もの」に何かを与えているのではないかと。


 日本には、道具にも魂が宿るという考えがあります。 長く使った針を供養し、筆に感謝して祀るなどの文化があります。 

これは単なる信仰ではなく、 人は、関係を結び、大切にすることで世界を生かしていく存在である。 そんな世界観なのではないでしょうか。 


 このことは、自分自身にも当てはめてみると、私は自分の体調不良からスピリチュアルに目覚めたのですが、それは「壊れた身体」を治すという概念というよりかは、

 自分と身体との関係性を見直す機会だったのだと思います。

 「なぜ痛いのだろう。」 「何を伝えようとしているのだろう。」 そう患部に問いかけることで、時間はかかりましたが身体との関係は少しずつ変わっていきました。

 そして、それを通じて、自分とは何か、世界とは何かを見つめる時間にもなったからです。


 また、私はライトワークを通して、「自分を、また、世界を活き活きさせる」とはどういうことだろうと考えてきました。


 以前は、自分自身が一つ元気になることで世界が一つ元気になるのだと思っていました。


 でも今は、自分という中心からの世界との関係性がうっすらと見えてきました。

自分の中心からのびる龍脈に意識が向くようになったからです。

龍脈というと、大地に走るエネルギーの流れに思いますが、私の中に流れる龍脈を活気づけていくことで、周囲の人も活気づく作用があると実感しました。



それが、私たち人間が本当の意味で「活き活きと生きる」ことなのではないかと思うのです。

自分の身体との関係。 家族との関係。 自然との関係。 土地との関係。 石との関係。 

そして、他の人との関係。

その一つひとつとの繋がりが豊かになるほど、自分の世界も豊かになっていく。

関係性というものを通して、世界を変えて行ける。

それは決して干渉するというものでもなく、その人の存在感の発する波動が、世界を未知の領域に誘うのだろうと思います。


 龍脈とは、大地を流れるエネルギーだけではなく、 自分という中心から、世界へと伸びていく関係性そのもの。

 一本の木の根が土とつながるように、私たちも、たくさんの存在と見えない「龍脈」でつながっています。 

そのつながりに愛を注ぐほど、世界は少しずつ息を吹き返していく。

つまり、生き返る、生まれなおすことができるのではないでしょうか。


 もしかすると、人間だけが持つ大きな力とは、 世界を支配することでも、 何かを征服することでもなく、 関係性(龍脈)を育て、命を吹き込むことなのかもしれません。


 自分が活き活きと生きることは、自分一人のためではありません。 

先日、芽吹きワークを受けてくださった方のご感想に興味深いことが書いてありました。


私は光!みんなも光!みんな繋がっている!穏やかで気持ちいい!


と朝感じたそうです。

 自分の中心から伸びる無数の龍脈が、周りの人や自然、そして世界をも活気づけていくことはその方の喜びでもあるのだと思いました。


私は、そんな世界を少しずつ育てていきたいと思っています。

本当にご縁には感謝しかありません。ありがとうございます。

ほしのやしろ TOMOKO

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