神話からのメッセージとは

こんばんは。
毎日YouTubeで日本の神さまをチャネルしてメッセージをリーディングさせていただいてますが、
言語化するのに語彙力がないと言えばないのですけど、難しい言葉を使わない(使えない、笑)ので、気軽に聞いてもらえるかなと思います。

私の父が島根県出身で、幼少期の寝しなのお話しに毎晩のようにヤマタノオロチと因幡の白兎をしてくれたんです。

祖父母と一緒に暮らしていて、祖父の部屋には漫画の古事記やら古文の古事記もあり、日本書紀もありました。
私も意味があまりわからないまま、幼少期から、それを読んでいまして、どこかにそれが染み付いているのです。

海幸彦山幸彦のお話しまでは、だいたい記憶の片隅にありましたが、神と言っても人間よりドロドロしているなーと子どもながらに思っていました。

神話って何処の神話も似通っていて、何かしらのメッセージなのだろうと思っていました。
神話とは、人間の心理的な成長のシステム、または、3次元の学び方の教科書のように思えてなりません。

スサノオノミコトの一柱を取り上げてみても、スサノオは天真爛漫なだけであり、自分の気持ちに真っ直ぐで、何をしても悪びれる事がありません。
高天原から追い出された時も抵抗せず、また、
ヤマタノオロチの話しを聞くと、怯まずに退治しようと請け負うのです。
ある意味、ヤマタノオロチは、スサノオ自身の荒御魂ではないかとも取れるこの展開。
荒御魂を成敗(統合)したのち、草薙剣(クサナギノツルギ)をオロチの尾の中から見つけ出し、それを天照大御神に献上するのです。

そもそも、ヤマタノオロチは八つの頭と尾を持つ大蛇として描かれますが、オロチのチは、精霊という意味があります。
大蛇としての記述ではなく、「オロチ」なので、荒御魂、誰しもが持つ闇の部分と捉えるのが自然かと感じています。

荒御魂(ヤマタノオロチ)の成敗の仕方も、始めに強いお酒をたっぷりと飲ませて、いい気分にさせて寝かせてしまうのです。
そこで、首と尾を斬り、退治するのですが、
これって、人間の中のブロックのザワザワかなとも思えてしまうのです。

自分の中にある不穏な波動(つまりは呪いやブロック)は、暴れ出さないとわからないわけです。
暴れ出して気付いたら、見ないふりや蓋をせずに、抱きしめて温める。つまり、いい気持ちにさせるんですよね。
そこで癒せると、光(草薙剣)として能力が出てくるのですね。
スサノオは出てきた能力(結果)に慢心せず、剣は天に献上したのです。
オロチから救えたクシナダヒメを娶り、自分自身が大地を踏み締める幸せを喜びで表現しています。今というプロセスを幸せと感じるのですね。

このお話しだけでも、人として生きている過程での苦悩やエゴも盛り込まれており、でも、何も恥じる事なく、いつでも堂々と今を生きるさまが綴られています。

一見わがまま放題の神さまですが、スサノオ的な生き方は教科書としてもいいぐらいだと思います。
どの神を取り上げても教科書になるなぁと思ったりします。(※当方は宗教や特定の団体とは関係ありません)

神話の捉え方と同じように、その人の人生は捉え方次第で、いかようにも変化するのです。

どうせ生きるなら、自分自身を愛して幸せに生きましょう!自分自身を真に愛せた時から、家族も周りも幸せに包まれます。

イリデセントスターではご自身の闇をニュートラルに愛せるように、人生の捉え方を変えていけるようなセッションを行なっています。

お読みいただきありがとうございます。